コラム・役立つ情報

今求められているもの、それは「減税」です!

新年あけましておめでとうございます。税理士の田尻です。

今年も積極的に活動してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今年一発目の話題。

今、求められているもの、

それは「減税」です。

去年の衆議院選挙である政党が躍進したきっかけ、

「手取りを増やす」。

・・・全くそのとおりだと思います。

ネットで見た記事ですが、私も所属していた財務省の官僚が「給与収入400万円だったら、税金はたった8万円なのに・・・(その真意は、ぐちゃぐちゃ言うな!ですか???)」と言ったとか。。。。

これには空いた口が塞がりませんでした。

・・・それは国税(源泉所得税)だけの話ですよね。。。

住民税、健康保険、厚生年金のすべてを考えないと、実態をつかんだ事にはなりません。

すべて合計すれば70万円くらい手取りは一気に減ります。

しかも、何かを買うごとに消費税が10%。

ガソリンなんて、ガソリン税のうえに消費税を課しているわけで、「二重課税状態」です。

自動車に関する税金も自動車税、重量税。

家を持てば固定資産税。

年中税金に追われている気持ちでいっぱいです。

政府は減税についてはいつも難色をしめします。

一度減税してしまうと増税することが難しいからだとか。

減税したら出世に響くからだとか。(もしこれが本当だったら自分の出世のために国民を苦しめていることになります。)

減税しても景気が上向けば、当然税収は増えるはずです。

政府は予算については精密に算出したものをメディアへ詳しく、大々的にアナウンスしますが、決算についてはあまり記事になりませんよね。

これっておかしくないですか?

本来結局いくらの税収があって、いくら使ったのか、ってすごく大事な事柄じゃないですか?

しかも、個人事業主や法人には貸借対照表を作らせるのに、国は貸借対照表をつくりません。

江戸時代の大福帳のままです。

なにか世に出すことのできないものがあるのではと勘ぐってしまいます。

実は昨年の税収、ものすごく多かったのですよ。

それもアナウンスしない。

名古屋市は住民税を減税しても、税収は増加しました。

景気が上向いたためです。

この事実をもって国も今こそ減税をすべきだと考えます。

「手取りを増やす」

大いに結構。

でも、私は

「今こそ消費税を減税、せめて5%」

に戻して欲しい。

絶対に景気が上向くと思います。

ついでにインボイス制度もやめて欲しい。

2025.01.06

税理士 田尻 永介(たじり えいすけ)
税理士
田尻 永介
Tajiri Eisuke

お客様に「ありがとう」と言ってもらえること。
それが私のモチベーションです。

29年間の国税局・税務署の勤務では、前半の約15年はおもに税務調査を、後半の14年はおもに提出のあった申告書の審査業務や、開業をされたお客様へ記帳に関する説明会を企画し、講師として様々な業種の方との交流をもつ業務を行いました。
そこで感じたことは、①さまざまな節税の特典があるのに、知らない方がほとんどであること。②開業したてこそ節税のチャンスなのに知らないためにそのチャンスを逃してしまう方の多いこと。③税理士を利用することに躊躇してしまう人がほとんどであるということでした。
国税という職場にいることの限界を感じていました。やはり、国税調査官というと「怖い」、「何をするかわからない」、「人の財産を取ってそんなに楽しいの?」といった負のイメージがあり、私も在職中は有形・無形のご批判を受け、いわゆる「Win-Lose」の関係に悩むこともありました。
そして税理士として開業し、一番嬉しかったことは、お客様に言ってもらえる「ありがとう」という言葉をいただけたことでした。「Win-Win」の関係がビジネスの基本ですが、その嬉しさ、ありがたさを人生の後半にさしかかっていますが、初めて実感しています。「ありがとう」の言葉は尊い。大切な言葉です。
私は、どんな些細な事であってもお客様のことを第一に考え、迅速かつ丁寧な仕事をこころがけ、これからもお客様に「ありがとう」と言ってもらえるよう、日々精進していきます。

経歴
1994.03.31 神戸大学経営学部商学科 卒業
1994.04.01 大手鉄鋼メーカーの経理室で原価計算を担当
1995.01.17 阪神・淡路大震災 神戸市で被災(人生観が変わりました)
1995.10.01 大手鉄鋼メーカーを退社し、国税専門官採用試験合格
1996.04.01 名古屋国税局 配属 同年6月 静岡県三島税務署 配属
2000.07.10 名古屋国税局 情報処理部門 システムエンジニアとして所得税・相続税等の「税務調査支援システム」を開発
2004.07.10 大阪国税局 配属
その後、姫路・加古川・西宮・相生・芦屋など兵庫県の各税務署に勤務
2024.05.31 国税調査官を退官
2024.09.01 税理士として独立開業 姫路にて事務所を開設
2025.04.01 神戸市灘区に事務所を移転 現在にいたる
所属
  • 近畿税理士会 灘支部 登録番号:154453

  • マネーフォワードクラウド公認メンバー税理士

    バックオフィスの業務効率化なら「マネーフォワード クラウド」

たじり税務会計事務所

〒657-0059
神戸市灘区篠原南町5-3-11 ハイツ西六甲201A

GoogleMapを見る

駐車場について
  • お車でお越しの方は近隣のコインパーキングをご利用ください。
アクセス案内
  • 阪急電鉄神戸線『六甲駅』から西へ徒歩10分