こんにちは。税理士の田尻です。
11月1日、開業してからちょうど2ヶ月が経ちました。
この短い期間で、公務員時代とは全く異なる仕事の仕方や考え方に自分のことながら、驚かされる毎日です。
今回は、その変化についてお話ししたいと思います。
公務員時代の仕事の仕方・考え方
公務員として働いていた頃は、毎日がルーティンの連続でした。
決まった時間に起き、
決まった電車に乗り(座席も同じ。そしてそしてまわりの見知らぬ方々もなぜかいつも同じ。)、
席について決まった業務をこなす。
安定した環境で、ルーティンワークの重要性を感じながら働いていました。
(このルーティンは非常に大切。今も大切にしています。)
業務内容も明確で、上司や同僚とのコミュニケーションもスムーズでした。
開業後の変化
しかし、開業してからは全てが変わりました。
まず、毎朝同じ時間に起きて、同じ電車に乗る必要がなくなったこと。
最初はその自由さにそわそわしてしまい、本当にこれでいいのか?誰かに怒られる?ような感覚に陥ることもありました。
しかし、次第に自分のペースで仕事を進める楽しさを感じるようになりました(やっぱりルーティンは大切なんですが。)。
また、自営業としての自由度が増す一方で、責任も大きくなりました。
新しいスキルや知識の習得が必要になり、お客様との直接的なやり取りやマーケティングの重要性も実感しました。
自分の意思決定が直接収入に影響するというプレッシャーもありますが、それ以上に大きなやりがいと楽しさを感じています。
公務員時代には意思決定のスピードや柔軟性が求められることは少なかったです。
むしろ、変化することを非常に嫌っていたような気がします。
今はその逆です。
ある日、お客様から急な依頼がありました。
公務員時代ならば、上司に確認し、手続きを踏んでから対応するところですが、
今は自分の判断で即座に対応しなければなりません。
このスピード感と柔軟性が求められる環境は、
私には「何これ?楽しい!そしてやりがいがある!」ものでした。
夜に訪れる不安
もちろん、全てが順調というわけではありません。
夜になると突然「本当に大丈夫か」と不安になることもあります。
公務員時代には感じなかったプレッシャーが、今は自分の肩にのしかかってきます。
胃もキリキリします。
しかし、この不安もまた、自分が成長している証だと感じています。
みんな不安をもって仕事をしている。
だからこそ不安に思う自分がその人に寄り添うことができる。
そして共感できる。
「ありがとう」の言葉に感じる独立の楽しさ
そして、何よりも嬉しいのは、
「ありがとう。おかげで助かりました」
という言葉を直接いただけることです。
この一言に、独立して働く楽しさが凝縮されています。
公務員時代には感じられなかった「人のために生きること」の重要さ、楽しさ、そして尊さを、今は日々実感しています。
開業してからの2ヶ月は、公務員時代とは全く異なる経験の連続でした。
毎日のルーティンがなくなり、自分の意思決定が直接収入に影響するというプレッシャーもありますが、
それ以上に大きなやりがいと楽しさを感じています。
そして、「ありがとう」という言葉に励まされながら、
「人のために生きること」の重要さを実感しています。
これからも、この新しい環境で成長し続けていきたいと思います。
どんな人との出会いがあるのか。。。楽しみしかありません。
2024.11.01